介護職の残業理由の1つ

介護職ではどの現場でも委員会があり、全職員どこかの委員会に所属することになります。委員会活動自体は意味があり、職員同士がまとまったり、活発になったりするため良いことと言えるでしょう。しかし、日々の業務に加えて活動をしなければなりません。勤務時間内は、利用者の介護で現場を離れることはできません。委員会活動をする空き時間がないのです。そのため、勤務後にサービス残業として活動することになります。
計画作成や実施状況の報告書、会議資料など書くことがたくさんあります。期限に提出しなければいけないので時間に追われること間違いありません。日々の仕事だけでもギリギリなのに、委員会活動まで行なうのは大変なのです。介護職は毎日記録を残さなければなりません。記録はもちろん、それぞれの利用者の状況に応じて記載しなくてはなりません。委員会活動はせいぜい月に1~2回とはいえ、毎日の介護記録に加えての委員会活動がストレスの原因となってしまう場合があります。

高齢者の介護では、いつ何が起こるかわかりません。急な体調不良や転倒などの事故、脳梗塞や心筋梗塞などの急変になることも多くあります。看護師や医師に状態の経過を報告したり、予定外のサービス残業に報告書を提出しなければなりません。辛い時もありますが社会貢献性の高い仕事ですので、自分のことを最優先に無理のないように働くことを忘れないようにしましょう。もし、限界を感じているようなら「ストレスを抱えるなら転職を」でも述べられているように、転職も視野に入れておく必要があります。